セルフトークのマネジメントはなぜ重要なのか

   

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萩生田 (Hagiuda)
学習コンサルタント。自身で培ってきた受験ノウハウと最新の認知科学理論にもとづいた学習指導・マインドコーチングを提供。獣医師免許、苫米地式認定コーチの資格を所有。

 

セルフトークという言葉をご存じでしょうか。

セルフトークとは、自分の自分に対して話しかける言葉のことです。

無意識も含めると、人は一日に4~6万回ものセルフトークを行っているといわれています。

セルフコーチングでは、このセルフトークをコントロールするのが基本です。

 

セルフトークマネジメントの重要性

セルフトークをコントールすることがなぜ重要なのでしょうか。

人の信念(ブリーフシステム)は、言葉(word)、映像(picture)、情動(emotion)から成るとされています。

セルフトークはこの3つにかかわってきます。

トークだからといって、「言葉」だけではありません。

言葉には映像と情動がくっついています。

それらを切り離すことはできません。

例えば、「黄色いレモンをスライスし、口の中に入れ思いっきり噛み締める」という文章を目にすると、思わず口の中に唾がわきませんか?

ある言葉を想起すると、必ずそれに付随して映像と情動がわきあがってきて、信念を形成する一部になっていきます。

セルフトークを完全に無意識にまかせていると、これまでの自分のブリーフシステムを固める方向へ働きます。

人が年を重ねるごとに頑固になっていくのは、ブリーフシステムが強固に補強されていくからです。

現状維持で満足であれば、そのままにしておいても良いかもしれませんが、コーチングで現状を変えたいと思っている人はそうではないはずです。

現状を超えたゴールを達成したいのであれば、

ブリーフシステムをゴールの世界に合わせて常に変えていき続ける必要があります。

 

セルフトークのコントロールの基本

基本は、まず自分のセルフトークを意識にあげてみるということです。

何か情動がわきあがった時、自分の自分に対して語りかける言葉をよく聞いてみます。

そして、ネガティブなセルフトークをポジティブに言い換えます。

例えば、「失敗した」を「自分らしくなかった」と言い換えます。

ポジティブをより多く、ネガティブをポジティブに言い換えることで、セルフトークをゴールの世界の自分に相応しいものに変えていきます。

 

コントロールできているかを確認する方法

不意にセルフトークが意識があがった時に、ポジティブなものになっていれば、セルフトークのコントロールがうまくいっていると考えられます。

苫米地博士のワークス卒業生の話ですが、バイクを運転していて事故にあい、気づいたら足が折れていて激痛を感じ、「ラッキー!」というセルフトークがでてきたそうです。

痛みを感じるということは、生きている証拠であって、死なずに済んでラッキーということです。

私も似たような経験はたくさんあります。

こたつに水をこぼす→水だから染みにならない、ラッキー!

脚立から落ちる→ケガしないですんだ、むしろスリルを味わうことができたラッキー!

馬鹿馬鹿しいと思うかもしれませんが、

言葉とそれに伴う情動、映像が信念を形成している以上、

セルフトークのコントロールは非常に重要です。

セルフトークは、情報空間の自分の身体を形作っている部品のようなものです。

毎日、毒を食べていたら病気になっていくように、ネガティブなセルフトークがくせになっている人は、その言葉に相応しい人間になっていきます。

自分に相応しい、自分のコンフォートゾーンを維持する力は非常に強力です。

未来のゴールの世界の自分に相応しいセルフトークを積み重ねていきましょう。

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