セルフコーチングとは【本当に効果がでる方法】

   

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萩生田 (Hagiuda)
学習コンサルタント。自身で培ってきた受験ノウハウと最新の認知科学理論にもとづいた学習指導・マインドコーチングを提供。獣医師免許、苫米地式認定コーチの資格を所有。

セルフコーチングという言葉をご存じでしょうか。

コーチングとは簡単に説明すると、その人の持っている能力を最大限まで引き出し、目標を実現するための手法です。

※コーチングについての詳しい解説はこちらをご覧ください
苫米地式コーチングとは

セルフコーチングとは言葉のとおり、自分で自分に行うコーチングを指します。

お茶会、セミナーなどでお会いする方から、

セルフコーチングを行っているけど結果が出ない、

効果が感じられないという相談を受けることがよくあります。

セルフコーチングは効果がないのでしょうか?

 

セルフコーチングについて

まずはじめにお伝えしておきたいのは、

セルフコーチングは時間がかかるということです。

苫米地式コーチングの創設者の苫米地博士も、

セルフコーチングの効果がでるまで2~3年はかかるとおっしゃっています。

それだけ、自分で自分を根本的に変えるのは、手間がかかるということです。

コーチングで行うのは、自分の持っている価値の評価関数を変えることです。

つまり、いまの価値観を変えて別の人間になるということです。

それだけの大変化を、誰の手も借りずに行うのですから、時間がかかって当然ともいえます。

ですので、1~2か月試したけど効果がでないと止めてしまうのではなく、

継続的にセルフコーチングを続けていくことが重要になります。

短期間に大きく自分を変えたいという方は、パーソナルコーチングを受けることをお勧めします。

たしかに時間はかかりますが、セルフコーチングは効果があります。

※コーチングが効く原理については、以下の記事を参照ください。
マインド(脳と心)の仕組みについて解説

コーチングとはつまり未来の記憶をつくること

 

効果的なセルフコーチングのポイントを解説していくので、

ぜひ参考にしてみてください。

セルフコーチングで行うのは2つ

セルフコーチングで行うことは、大きく分けて3つです。

1つはゴールを設定すること

2つ目は、ゴールのコンフォートゾーンの臨場感をあげること

3つ目は、セルフトークのコントロールです。

以上の3つを行うことで、ゴールの世界を脳が現実のものと判断し、

ホメオスタシスを維持する力が働き、無意識がゴール達成のために働き始めます。

 

ゴールを設定する

ゴールとは、現状の外側の未来の自分が心から達成したい目標のことです。

まず、もっとも注意が必要なのはゴールを現状の外側に設定することです。

いまの自分、現状が続いた自分ではできないことをゴールに設定しない限り、

今の自分を変える必要性はでてきません。

変わる必要がない以上、変わらないのは当たり前ということになってしまいます。

巷の自己啓発本にあるように、方法がわかっているステップバイステップの目標をたてて、

それにばかり意識をフォーカスしていると、現状から抜け出る方法が見えなくなってしまいます。

それほど大きく変わる必要がない=変わる必要がないと脳が判断してしまうからです。

ゴールは、自分が心からそうなりたいと感じることができるもので、

もっとも高い目標を設定するようにしてください。

※現状の外へゴールを設定する重要性については以下を参照ください。
ゴールは現状の外【TPIE-Unit11】

 

ゴールの世界のコンフォートゾーンの臨場感をあげる

ゴールが設定できたら、ゴールの世界のコンフォートゾーンの臨場感をあげていきます。

※細かいけども、重要なゴールの世界のコンフォートゾーンという考え方
なぜ「ゴールの世界の臨場感」と表現しないかというと、ゴールの世界自体は現状の外側なので、イメージしづらいからです。「ゴールの世界のコンフォートゾーンの臨場感」とは、ゴールの世界の自分が感じているに違いない情景、感覚のことを指し、こちらはリアリティを感じて高めていくことができます。

方法としては主に以下の2つがあります。

1、アファメーション

2、ビジュアライゼーション

 

アファメーションのやり方

アファメーションは、ゴールの世界のコンフォートゾーンで感じている情景をできるだけ詳細に記述したものを読みあげることです。

言葉にはそもそも、映像や情動がくっついています。

なのでアファメーションは、ただ読むだけでも自然と映像と情動はわきあがるはずですが、

五感のすべてでゴールの世界を強く体感することで、より効果的なものになります。

コーチングを取り入れていた、水泳金メダリストのマイケル・フェルプス選手は、

毎晩自分がオリンピックの舞台で優勝するシーンを詳細にイメージしていたそうです。

詳しくは、以下の記事にまとめたのでご覧ください。
アファメーションの本当の意味と使い方

 

ビジュアライゼーションのやり方

ビジュアライゼーションは、言葉を使わないアファメーションのようなものです。

言葉にすることには、メリットとデメリットがあります。

メリットは、言葉にすることで、具体的になるのでわかりやすいこと

デメリットは、言葉にすることで限定されてしまうことです。

ビジュアライゼーションとは、言葉の制約を外し、イメージ力をフルに使って、

ゴールの世界の自分を体感してみることです。

映像だけでなく、感情、皮膚感覚まで体感するつもりでリアルに体感してみることです。

アファメーションとビジュアライゼーションを相互補完するように使っていくことで、

よりゴールの世界のコンフォートゾーンの臨場感を高めていくことができます。

 

セルフトークのコントロールのやり方

セルフトークとは、自分で自分に語りかける言葉のことです。

ゴールが設定でき、アファメーションとビジュアライゼーションでゴールの世界のコンフォートゾーンの臨場感を高めたら、それを維持して強化していく必要があります。

セルフトークも、ゴールの世界の自分にふさわしいものだけを行っていく必要があります。

ネガティブなセルフトークをくり返してしまうと、ゴールの世界のコンフォートゾーンの臨場感が下がってしまうからです。

詳しくは、以下の記事にまとめたのでご覧ください。
セルフトークのマネジメントはなぜ重要なのか

 

まとめとして

まとめると、セルフコーチングの肝は以下の3つです。

・正しくゴールを設定する

・アファメーションとビジュアライゼーションで臨場感を高める

・セルフトークをコントロールする

以上で解説したようなポイントをおさえていれば、セルフコーチングはしっかり効いてきます。

セルフコーチングを日々続けていくことで、

現状の外側のゴールを、現状にしていきましょう。

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