コーチング業界の不都合な真実

   

今回は、

コーチング業界の裏側と、現時点でベストと考える理論と実践についてお伝えしていきます。

あくまで、萩生田の実体験に基づく解釈であって、

誤解と偏見が混じっていることは間違いありませんが、

コーチング実践者にとって、役立つ部分があれば幸いです。

 

私自身、コーチング理論を長い間誤解しながら実行しようとして、

けっこう辛い日々を送ったこともあります。

いわゆる、ゴールが見つからないという状態です。

上手くいかない理由に気づけない期間でした。

自己責任といえばそれまでなのですが、

誰か教えてくれたら、これほど遠回りして苦しまないで済んだのにという思いもあり、

今回、コーチング業界の裏側と問題点を提示しながら、

私なりの「答え」を書いてみることにしました。

 

上手くいかない時期もありましたが、

私自身、コーチングは良いものだと思っています。

その良いコーチングを広めるための「方便」として、

私も含めてコーチたちは表現を工夫しています。

言い方を変えれば、「マーケティング」です。

 

ですが、そうした方便、マーケティングとしての表現が、

本来の価値・意味を、スコトーマに追いやってしまい、

コーチングが機能することを妨げている場合が多いようにも思います。

 

以下、かなりぶっちゃけてお伝えしていきます。

 

高額セミナーでも話す内容は本と同じ

コーチングに限った話ではありませんが、

数十万から、数百万までする高額なセミナーがあります。

それらはほとんどの場合、

話される内容は本の内容と同じです。

何が違うのかというと、「具体例」が話に加わります。

私の場合こうだった、私のクライアントにこういう人がいたなどですね。

抽象度の高い部分と低い部分をつなぎ合わせるような内容ですが、

本当に革新的な内容が聞きたいなら、元祖以上はありません。

元祖が新規のセミナーで話す内容も、半年から数年以内に本に書かれる内容だったりするのですが。

正直、セミナーに数十万出すなら、貯めておいて岩波の古典作品などを読んだ方が良いと思います。

 

体感することの価値について

重要なのは、その場の雰囲気を体感することに価値があるのだという意見があります。

これは私自身そのとおりだと感じています。

全部本に書いてあるのに、なぜできる人とできない人がいるかというと、

体感で理解できているかいないかの差があるからです。

自分の無意識が変えたくない、変えるのが怖いと感じる部分は、

物理的にちゃんと書いてあるのに、読めない、無意識に読み落とす、曲解するなどが起きます。

セミナーなどに参加することで、体感を掴み、継続的にブリーフを変えられるようになる人も中にはいます。

 

ですが、そういった「体感」が目当てなのであれば、

私の知る限り、実際のコーチングを受けるのにまさる方法はありません。

ちなみに、萩生田の場合、万単位の講習会ではこっそりコーチングを行っていました。

正規のコーチングフィーを払っている人と釣り合いがとれないと思い、今はほとんどやっていませんが。

 

一月万冊で理論を学ぼう

博士の話は抽象度が高すぎるというのも、実践できない人が多い理由の一つです。

もう少し、身体に落とし込んだ話を聞きたい場合に、

お茶会などが役に立つという側面もあるわけですが、

私は、一月万冊の清水さんの動画をおすすめします。

速読多読 一月万冊

コーチングを実践し、月に1500冊の読書をし、社員数人で数億の売り上げを誇る会社の経営者です。

非言語の解説も含め、体感を伴ったコーチング理論の解説では、右に出る人がいません。

コーチングを実践している生活を、毎日ライブ配信してくださっていて、

全動画を無料で観ることができます。

情報の価値は受け取る人によって評価が変わりますが、

私は本家コーチングセミナーよりも、圧倒的な情報を配信していると感じています。

何はともあれ全動画を観てみることを、おすすめします。

 

何かに精通しない限り、お金を稼ぐことはできないという事実

コーチングを受けたいという人は、

ぶっちゃけ仕事・お金の悩みを抱えている人が多いと思います。

それらの抜本的な解決は、基本的にすぐには無理です。

当然、例外はありますが、

何かしら、他よりも優れている能力、他の人にはない視点が持てない限り、お金にはなりません。

普段のお金を支払う時のことを、よく考えば当然のことだと理解されるはずです。

そこしか店がないのであれば話は別ですが、

わざわざ、まずいラーメンを好んでお金を払って食べる人はいないでしょう。

 

何かしら自分の強みを見つけ、磨き続けるために必要なのがゴール設定です。

好きなことでなければ、創造的な回避は避けられません。

また、お金だけを目的にしていると、スコトーマが増えて逆に見えなくなるので、

バランスホイールが重要になります。

ゴールを設定して、セルフエスティーム、エフィカシーを高め続けながら、

知識と経験を吸収し続ける。

そのサイクルを回し続ける以外に方法はありません。

情報を集める手段として、「本」がおススメです。

著者にとっては悪いことですが、

価値と値段が全く釣り合っていないのが本という媒体です。

1冊わずか1000円とか、図書館に行けば無料で読むことができます。

 

結局、パーソナルコーチングがもっとも強力

以下で詳しく説明していきますが、

自己変化をしたいのであれば、

コーチングを受けるのが一番手っ取り早い方法です。

他の方法はないかと模索してきましたが、今のところこれ以上に効果的なものを見つけられないでいます。

そこそこ上手なコーチなら誰でも構わないと思うので、

自分の好みでコーチを選ぶことをおすすめします。

使っている理論は全員同じです。

高い=価値があるというのは資本主義の洗脳であって、

借金してまで高額なコーチのコーチングを受けることは、止めた方が良いでしょう。

もう少し安めのコーチにコーチングを依頼して、

その分のお金で何か別なことをした方が良いです。

 

痛み・恐怖を乗り越えない限り、ブレーキは外せない

コーチングを受けることで起きる最も重要な変化は、

自分にとって都合が良いものの見方をしていることに気づき、

波風を立てずにやりたいことをやることはできないという現実に気づくこと

であると考えています。

この物の見方ができない限り、一時的にエフィカシーがあがったとしても、すぐ元に戻ってしまうからです。

 

多くの人はそれができません。

私自身、長い間できませんでした。

なぜなら、現実を直視することが怖いからです。

自分にとって良い世界であって欲しいという無意識の願望は強烈で、

その張りぼての裏側の本物をのぞこうとすると、ものすごいストレスを感じます。

 

見たくない現実を見るという痛みを回避しながら、

もう少し現状を良くするための魔法のツールとして、

ありとあらゆる自己啓発本・セミナーが求められていると言っても良いでしょう。

実際には、そんな都合がよいものはないのですが。

 

一番の見たくない現実は、多くの場合「親」です。

子どもは親に見捨てられれば、生命にかかわります。

親は正しいんだと受け入れなければ、生き延びることができません。

でも実際には親だって間違えるし、虐待だって行われています。

そもそも、そんなにあなたの親は賢いでしょうか?

どれほど善良な親であっても、知識と経験の不足から実際の世界からずれた価値観を子どもに伝えているのが普通でしょう。

大人になってからも、親から植え付けられた価値観は、その人を非常に強く縛り続けます。

その借り物の価値観も、ほとんどの場合、親自身が自分の親や社会から植え付けられたものです。

それが、自分の心からやりたいことと一致するのは稀なケースでしょう。

 

つまり、

「親の知識不足によって現実に即していないかつ、自分のやりたいことでもないもの」

を価値観として植え付けられているのがデフォルトの状態だということです。

 

 

その間違った価値観の色メガネに気づいて外さない限り、

間違っているものを正しいものだと解釈しているので、

すべてのものを歪んで見てしまいます。

なおかつやりたいことでもないので、エネルギーも湧いてきません。

結果として、「現実」を正しく認識することができず、適切な対処もできないことになります。

 

それにも関わらず、親と関係を断つことは、心情的にも社会的にも難しいというのが大問題です。

無意識に嘘をつくことは絶対にできません。

本当にごく一部のすばらしい親を除いて、

親の価値観と対峙して超える必要があります。

 

アクセルを踏む前に、ブレーキを外す方が先です。

ブレーキが外れれば、人間は勝手に好きなことをやり始めます。

それがゴールが設定されていて、コーチングが機能している状態です。

ゴール自体は常に暫定的なものなので、何でも良いのです。

 

一番重要なんだけど怖すぎてほとんどの人ができないことで、

普通は克服しようと決意しても、数年から十数年はかかるものでしょう。

死ぬ間際になって、やっと気づいて後悔する人も多いようで、

「死ぬときに後悔すること25」という本に実例が書かれています。

これをショートカットするために、パーソナルコーチングが効果的ということです。

 

とりとめもなく書いてきましたが、

まとめると、

コーチングを実践するためには現実を見つめる必要がある

それはとてつもない恐怖と葛藤を伴うもので、時間がかかる場合が多い

それらを何とかして回避しようとしても無駄で、時間とお金と労力を失うだけである

それらを実行するための体感をつかむためには、コーチングを実際に受けることが一番効果が大きい

です。

 

最後に宣伝をして終わります。

萩生田のパーソナルコーチング受付中です。

現在、月1回のみ開催しています。

身も蓋もない話もしますが、実際に変わる覚悟がある方、

他のコーチは高すぎるという方は、ぜひご連絡ください。

ご意見・お問合せはこちら

The following two tabs change content below.
萩生田 (Hagiuda)
元公務員。獣医師。哲学好きで読書好き。ゴールのうちの一つは子どもにコーチングを広めること。東北を中心に活動中。いろいろやってます。

 - ひとりごと, コーチング