ドリームキラーが現れる理由と対処法

      2017/04/27

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萩生田 (Hagiuda)
学習コンサルタント。自身で培ってきた受験ノウハウと最新の認知科学理論にもとづいた学習指導・マインドコーチングを提供。獣医師免許、苫米地式認定コーチの資格を所有。

現状の外側にゴールを設定して、それを人前で話すとドリームキラーが現れます。

ドリームキラーとは、その名のとおり夢を殺す人です。

お前には無理だよ、現実をみろよ、失敗したらどうする、恥をかくぞ、

などありとあらゆる言葉、手段で目標の達成を阻害してきます。

ゴールを公言すれば、ドリームキラーは必ず現れます。

現れないはずがありません。

その理由を、これからお話していきます。

 

コンフォートゾーンが鍵になる

人はだれでも、コンフォートゾーンを維持し続けています。

コンフォートゾーンとはその人にとって居心地が良い空間、状況のことです。

このコンフォートゾーンを維持しようとする力は、とても強力です。

気温が暑くても寒くても体温が一定に保たれるのは、この作用のおかげです。

コンフォートゾーンの維持機能は、体温、呼吸、心臓の鼓動など、

フィジカルな部分にだけ働くのではありません。

情報空間、心の中、人の考え方にも、強く働いています。

現状の外側のゴールの世界のコンフォートゾーンの臨場感を高めることで、

ゴールの世界側のコンフォートゾーンを維持しようとする力を働かせ

目標を達成しようというのが、コーチングの基本的な考え方です。

 

人はだれでもコンフォートゾーンを維持している

コンフォートゾーンの維持機能が働いていない人はいません。

いたとしたらその人は死んでいます。

高い目標を持った人でも、そうではない人でも、

全員が自分のコンフォートゾーンを維持し続けています。

自分には何の夢も目標もないという人でも、

今の生活を維持することがコンフォートゾーンです。

そうでなければ、毎朝起きて会社に行かないでしょう。

 

コンフォートゾーンの外=不安、危険、死

これまで生きてきたあらゆる経験、知識から情報空間のコンフォートゾーンは作られています。

「常識」とか「当たり前」と呼ばれている価値観です。

このコンフォートゾーンの内側にいる限りは安心です。

これまで生きてこられたのだから、明日以降も生きていける可能性が高いと判断されるからです。

逆にコンフォートゾーンの外側は危険地帯です。

それまでの常識から外れた場所、行動はリスクをともなうと判断されます。

うまくいく保証がない世界に飛び出す行為です。

動物としては、コンフォートゾーンからでないようにするのは当然といえます。

しかし、人はコンフォートゾーンを自分の意思で動かすことができる生き物です。

それまでの自分にはできそうもないことを、ゴールに設定するとどうなるでしょうか?

それはあなたをよく知る人にとってみれば、大きくコンフォートゾーンの外側です。

 

コンフォートゾーンをみだされると元に戻そうとする

くり返しになりますが、人はコンフォートゾーンを維持しようとします。

自分のコンフォートゾーンをみだす存在が現れた場合、とる行動は2つです。

一つは、無視すること

二つめは、やめさせることです。

直接利害関係がない他人だったら、多くの場合無視されるでしょう。

なんか変なことやってる人がいるなぁと思われるだけですみます。

 

心から心配してくれるからこそドリームキラーになる

利害関係がある人、自分にとって身近な人の場合は話が別です。

自分の大切な人が危ないことをやっている!

そう感じたら、止めない方がおかしくないですか。

優しい人、その人のことを心配している人ほど、

なんとかして止めさせようと必死になるでしょう。

自分の頭の中に思い描いているゴールの世界をみせることができない以上、

身近な人をドリームキラーにさせない方法はありません。

 

ドリームキラーからゴールを守る方法

ドリームキラーからゴールを守るにはどうすれば良いのでしょうか?

一番簡単なのは、誰にもゴールの話をしないことです。

こっそり自分の中で温めながら、ゴールの実現のために行動を続けるのがベストでしょう。

もう一つの方法は、ドリームキラーにとってもコンフォートになってしまうほど、

ゴールの世界のコンフォートゾーンの臨場感を高め続けることです。

あの人が言うんだから仕方ないよね、あの人ならできて当たり前だよね

と思われるところまで、ゴールを維持し続け、成果を出し続けることです。

 

あなたのゴールを聞きつけてドリームキラーが現れても、

まずは、当たり前のことが起こっているなと理解しましょう。

そして、自分を本当に心配して言ってくれていることも多いので、

あまり邪険に扱うべきではありません。

自分のゴールの実現に有益な情報だけはしっかりと聞き、

そうでないものは聞き流せば良いのです。

 

ゴールの話を伝えて良いのはコーチだけ

ゴールの話をして良い唯一の存在がコーチです。

コーチはいまお伝えしてきたようなことを理解して、

クライアントのゴール達成のためにあらゆる手段で手助けします。

どうしても誰かにゴールについて相談したいという人は、

お近くのコーチに相談してみることをおススメします。

 - コーチング, セルフコーチング