アファメーションの本当の意味と使い方

      2017/04/29

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萩生田 (Hagiuda)
学習コンサルタント。自身で培ってきた受験ノウハウと最新の認知科学理論にもとづいた学習指導・マインドコーチングを提供。獣医師免許、苫米地式認定コーチの資格を所有。

アファメーションという言葉をご存知でしょうか。

知ってる知ってる、自分に対して肯定的な宣言をすることでしょという人は要注意です

確かにまちがってはいないのですが、ただ肯定的というだけでは不十分です。

アファメーションで目指しているのは、単なるポジティブシンキングではありません。

セルフトークのコントロール(スマートトーク)と、アファメーションを混同して使っている場合も多いように感じます。

アファメーションの定義と目的

元祖コーチと呼ばれるルー・タイスのコーチングに、現代科学の知見を加えて発展させた苫米地式コーチングでは、アファメーションを以下のように定義しています。

アファメーションとは「現状の外側のゴールの世界のコンフォートゾーンで自分が体感している光景、情動を言葉で表したもの」です。

アファメーションを唱える目的は、「ゴールの世界のコンフォートゾーンの臨場感を上げること」です。

わかりやすく言うと、脳に目標とするゴールの世界が現実世界だと思わせる方法です。

脳は臨場感を一番強く感じている世界を現実と判断します。

小説を読んで感動し、涙している時は、小説の世界を脳が現実だと判断しています。

よくよく考えると、小説って紙に書かれてる文字にすぎませんよね。

脳にとっては、物理的な世界だろうが、情報空間の世界だろうが、差はありません。

猿には、小説のような情報空間の臨場感を感じる能力はおそらくないでしょう。

人間は、情報空間に臨場感を感じるように進化してきたということです。

 

無意識のコンフォートゾーンを維持しようとする力

無意識は、脳が現実と感じている世界のコンフォートゾーンを維持しようとします。

このコンフォートゾーンを維持しようとする無意識の強力な力を利用することで、

「努力」することなく、自然に目標を達成しようとするのが最新のコーチング理論です。

 

ゴールの世界のコンフォートゾーンに強い臨場感を感じていれば、

現状とのギャップを埋めるための行動を勝手に無意識がとり始めます。

暑い時に汗をかくのを止められないのと同じです。

ゴールに到達していない現状に無意識は居心地の悪さを感じ、勝手に行動し始めます。

現状とゴールとのギャップを埋めるのに必要な情報も認識されるようになります。

 

アファメーションは臨場感を高める技術のひとつ

そのため、ゴールの世界のコンフォートゾーンの臨場感をいかにして高めるかというのが、

コーチングのテクニカルな部分になりますが、アファメーションはそのうちのひとつです。

アファメーションは頭で考えてつくるのではありません。

ゴールの世界のコンフォートゾーンで自分が体験しているものを記述するということです。

見えているもの体験しているものをそのまま書くので、

フィクションではなく、ドキュメンタリーに近いということです。

アファメーションの具体的な書き方には以下のルールがあります。

1、個人的なものであること
2、肯定的な表現のみを使い、肯定する対象のみを盛り込む
3、「達成している」という内容にする
4、現在進行形で書く
5、決して比較をしない
6、「動き」を表す言葉を使う
7、情動を表す言葉を使う
8、記述の精度を高める
9、バランスをとる
10、リアルなものにする
11、秘密にする

以上の11のルールを守りながら、ゴールの世界のコンフォートゾーンの中で自分が体感しているものを詳細に書き、それを毎日唱えることで、ゴールの世界のコンフォートゾーンの臨場感があげていくことができます。

 

まとめとして

以上を理解して頂いた方は、アファメーションが効く理由がわかったのではないでしょうか?

アファメーションは効かないといってる人は効いてることになります。

アファメーションは効かないというアファメーションを臨場感をもって唱え続ければ、本当に効かなくなるということです(笑)

屁理屈のようですが、人はそれだけ「言葉」に強い影響を受けるということです。

正しいアファメーションで、ゴールの世界を現実にしましょう。

 

おまけ

元祖コーチ、ルー・タイスの名著「アファメーション」がアファメーションを理解するのにおススメです。

 

 - セルフコーチング